ホーチミンの傾向
ホーチミン到着翌日からアパート探し。ホテル予約は1週間のみなので勤務終了後に急いで物件探しをしなくてはなりません。
まずは社内の先輩より、住む地域の説明を受けます。大きくは3地域。
- 会社近くの日本人が多く住み日本食レストランも多く小さな日本人街のようになっている地域。徒歩10分圏内で日系大型マンションもある。もちろん家賃は高め。
- 歩いては通えないのでバイクタクシーでの通勤が必須。しかし日本人や外国人が多く住み不自由はない。①より安いがまあまあの金額。
- ローカル地区。もちろん歩いては通えない。アパートもローカルチック。その為家賃は安価。
わたしは何も迷うことなく①の近い!便利!高い!地区を選びました。
物件探しに出発!
では早速探しに行くよ!と言われるがままオフィスを出発。
不動産屋さんにアポイントはいらないのかな~もしかするともう手配済かな~なんて考えながら、タクシー乗車。初めてなのでタクシーの乗り方も教えてくれました。
「前田さん、これからすごく使うベトナム語教えてあげるね。今覚えておいて絶対に損はないから」と言うとタクシーの運転手さんに「ハイムイ レタントン!」と告げスムーズに出発。
レタントンというのが、ホーチミン銀座地区(勝手に呼んでいるだけ)の中の日本人いっぱい地区を通っている通りの名前。ハイムイは数字の20。つまり「レタントン通り20番地」って意味になります。このレタントン20に大きな日系企業が建てたサービスアパートが建っており、ここを目印に来れば目の前が日本人街の入り口、迷わない!てことになるわけです。この後帰国までの2年数か月、一番口にしたベトナム語かもしれません(大袈裟)。
みなさんもホーチミンでタクシーに乗ったら「ハイムイ レタントン」って言ってみてください。
交渉、そして家賃を値切る
私の選んだ地区は、相場が400USDから500USDだよと教えてもらい、安いのか高いのか、物価の割に高い?なんて考えながら細い道を入ってアパート街へ。アパートと言っても「ヘム」と呼ばれる細い道で区切られた中に建つ5階建てくらいの建物。たくさんたくさん建っています。そしてどこも入り口にベトナム人の方が座っています。
どうやら不動産屋ではなく、直接アパートに入居の交渉をするのがホーチミン流らしい。
RENTの看板を見ながら「さあ!選んで!」と言われたけど。。。言われても。。。
困っていたら入口に座っていたおばさまに話しかけられました。先輩に訳してもらったら「家探しているの?わたしの家は今満室だけど、あっちの家に空きがあるからついてきな!」ってことらしく数軒先のアパートへ。そこの入口のおばさまが「一番いい部屋が空いているよ!今ならすぐに入居出来るし、日本人たくさん住んでいるよ!」と言われ見せてもらうことに。玄関で靴を脱ぎ下駄箱へ。そのまま階段で3階へ。各階に2部屋あるタイプのアパートでした。
ホーチミンのアパートは全部家具がついていると日本で聞いていた通り、広めの部屋にダブルベッドがドーンと置いてあり、テレビ、エアコン、クローゼット、さらにキッチン付で冷蔵庫、コンロ完備。浴室にはバスタブ付。
先輩曰く、キッチンとバスタブがないと安くなる。でもこの地区だとついていることが当たり前だねとのこと。家賃は、水道・電気・ガス・掃除・洗濯付き!?で415USD!!
先輩がゴニョゴニョとベトナム語会話中。「うん。400USDになったよ!」
値切ってくれました!!
「掃除・洗濯付き」とは
ん?掃除と洗濯付きって何?
解説してもらうと、こういったアパートにはお手伝いさんが住み込みで働いており、毎日掃除洗濯をしてくれるとのこと。②や③地区ではついていないアパートもあるが、洗濯機はないので街の洗濯屋に持っていくか手洗いとのこと。ちなみに掃除機は普及していないのでホウキを買うそう。洗濯してもらうの申し訳ないなあ、なんて思いながらも、地方から出てきている女性の重要な仕事の1つなんだよと説明を受け納得。
もういくつか見ておいたほうがいいんじゃない?という先輩の助言に従い、何故か一番最初に声をかけてくれたおばさまに連れられ数軒を内見。
だいたいどこも同じような感じでしたが、部屋の新しさとバスタブの大きさ、キッチンの広さが決め手となり最初に見たアパートに決定。
明日、今月の家賃持ってきてねと言われ、家賃が手渡しであることも確認。TAXの件などもあるので翌日総務から電話してもらい最終的にそこで決定となり、無事にホーチミン到着後5日目でアパートに入居出来ました。
結構頻繁に引っ越しをする人が多いようで、わたしも最初のアパートには半年くらい住んでお引越し。滞在中2回引っ越しました。
一番安いローカルアパート
ちなみに先輩はローカルアパートで、エアコンなし、掃除洗濯なし、キッチンなし、バスタブがなく、トイレと一体型(シャワーを浴びると便座の下がびちゃびちゃって感じです)。
で、家賃は150USD!!
常夏のホーチミンでエアコンなしはきつい!と思いましたが、先輩曰く天井に大きな扇風機がついているのと、家庭用扇風機があれば大丈夫とのこと。窓を開けて扇風機回しっぱなしで寝るようです。
今回はここまで! ホーチミンでのアパート探し編でした。残念ながら写真がなく読みづらくて申し訳ございません。
それではまた!
この記事を書いた人:
前田(タリフセクション)