あけましておめでとうございます、編集長の関本です。昨年10月から始まりましたこのニュースレター、お陰様で第7号を発行することができました。
主に旅行会社と航空会社の方にご購読いただいていますが、年末に編集部員がこの3か月を振り返り、アクセス数の多かった記事など感想を語る場を持ちましたので、その内容をご紹介したいと思います。
●浜田・・・副編集長、営業部タリフセクション所属。貨物や運賃関係の記事を担当。
●倉野・・・編集部員、営業部タリフセクション所属。運賃関係の記事や、社員インタビューを中心に担当。
●長谷川・・・編集部員、営業部販売企画セクション所属。主に編集部以外の社員が作成した記事の編集を担当。
●渡邉・・・編集部員、総務部所属。コラムや新連載企画を担当。
おわりに、今後予定している新連載についても触れます(急な事情でボツになったらごめんなさい)ので、ぜひ最後までご覧ください。
第1~6号で最もアクセスの多かった記事は?
【関本】 まず、12月22日までのアクセス数を集計して、多かったものから順番に並べたのがこちらです。全部で31本の記事がありました。
【浜田】 これ、上の方は??
【関本】 1位の「index」はニュースレターの最初のページ、2位の「2020/index」はそこから飛んだ2020年に公開された記事の一覧だから、上位に来るのは当然で、3位からが各記事ですね。
【浜田】 そうすると、10月の第1号の最初の記事が一番読まれた、と。
【長谷川】 最初だから。
【関本】 それもあるし、実は第1号の時点ではまだ読者がそこまで多くなくて、第2号以降で増えた分もあるから、それを考えると、第1号でこの順位は、相当読まれている。
【倉野】 「テレワークに使える」ってタイトルがポイントですかね?
【浜田】 たしかにテレワークに興味がある人は多かったような気がする。
【渡邉】 WEBタリフワークショップも、けっこう人集まってましたね。まだこれからも需要あるかも。
※編注 この後に実施された第1回WEBタリフワークショップは、オンライン開催で200名以上の出席者を集めた。
【関本】 次によく読まれたのは、社員紹介の、1日密着のやつ。
【浜田】 名前は出してないけど、リーダーの1日でしたね。
【関本】 そうそう、各回一番最初の記事がメールから開かれやすいのかな?
【長谷川】 社員紹介はどれもわりと上位に来てる感じがします。
【関本】 でも、油断するとみんな同じような内容になっちゃう。
【倉野】 そうですね。編集してて思いました。
【渡邉】 タリフセクションの人ばっかりっていうのもあるのかも。
※編注 これまでの社員紹介は、主に申請業務を担当するタリフセクションの社員を取り上げている。
【長谷川】 もっと違う人出しましょう。
【浜田】 社長とか。
【関本】 あとは、仕事のことばっかりじゃなくて、どんな人なのかわかるような内容を意識したらいいかな。
【浜田】 じゃあ、来年はそういう方向で。
やっぱり運賃知識の記事は人気
会議風景:左から渡邉、関本、浜田、倉野(撮ったのは長谷川)
【関本】 続いて3番目はFareExplorerの記事。これは倉野さんが書いたのか。
【倉野】 ワークショップもあったので。
【浜田】 やっぱり読者は運賃に興味があるんですかね。
【関本】 このタイトルもよかったのかな。上位に来なかった記事は、タイトルを見ても内容がわかりにくかったかも。
【長谷川】 旅行記とかも、何の話なのかタイトルからわからないですね。
【関本】 次からは、編集時点でもっとわかりやすいタイトルをつけようと思います。
【浜田】 で、次が燃油サーチャージの話なんですね。
【渡邉】 これも第1回の記事なんですね。でも、上から3番目。
【倉野】 最初の号はみんな下まで見てくれたのかな。
【浜田】 やっぱりOFCと言えば運賃の会社ですし、燃油サーチャージの申請はいろんな航空会社からもらってるので、皆さん興味があったんですかね。
【倉野】 あんまり詳しく書くと難しくなるし、申請方法を説明しちゃうと、OFCの仕事がなくなっちゃうっていうのが、ちょっと難しいですね。
【浜田】 でも、「こんなに複雑なら、自分たちでやるのはあきらめます」っていう航空会社もあったから。
【関本】 旅行記とかコラムも楽しいけど、こういう仕事に役に立つかもしれない記事は、来年増やしていきたいな。
【渡邉】 次は第2号の記事。
【関本】 そうそう、これもニュースレターのメールの一番上に来てたから、アクセスが多かったのかな。
【倉野】 実は大学での講義って、何回かやってるんですけどね。
【関本】 今年はどこもオンラインだったから、桜美林大学のこの1件だけ。実際の教室じゃないから、ニュースレターに使える写真が何もなくて、大変だった。
【長谷川】 こういう内容でニュースレターの記事書けたらおもしろいですかね。
【渡邉】 みんな興味あるかも。
【関本】 来年やってみたいなって、ちょっと思ってる。
第6位から第10位の記事はこちら
このあとも振り返りは続きましたが、長くなるのでこの辺で。
そして、ここからは惜しくも上位に入らなかった6~10番目の記事をご紹介しておきます。
第6位・・・【第1号】3. 社員紹介 #1~タリフセクション 吉田
第7位・・・【第2号】2. タメになる燃油の話 その2「燃油サーチャージ額の決まり方」
第8位・・・【第2号】4. WEBタリフワークショップを開催します
第9位・・・【第1号】2. 国際航空運賃セミナーのご案内
第10位・・・【第2号】3. もっと深く運賃を学びませんか? セミナーのご案内
第1・2号の記事が上位を占めていました。
【予告】2021年のニュースレター
最初の3か月のアクセス状況を見て、やはり運賃や燃油に関する記事は多く読まれていることがわかりました。そこで、2021年は業務に繋がる内容を強化していく予定です。
現在、副編集長の浜田が書いている貨物運賃の連載が次回1月20日号で終了します。それに代わる新連載として、2月より「日本発運賃の変遷(仮)」というテーマをスタートします。
日本航空が初めて国際線に就航したとき、どんな運賃体系だったのか。IATA運賃の全盛期から廃止、一方でアライアンス運賃の拡大など、半世紀少々の歴史を紐解きながら、ベテランの方には「そう言えば、こんな時代もあったな」と懐かしんでいただけるような話を考えています。
OFCが生まれた1984年以来の豊富なタリフ書籍(実は会社の会議室に一通り残しています)を引っ張り出して、どんな内容で進めるか、現在構想中。ご期待ください。
また、3月からは、現在の運賃制度を解説する連載も始まります。これは、運賃額はどのように決まるのか、どんな要素が影響して変わるのか、といった基礎的なことも含め、皆様にご紹介していくものになる予定です。
一部、JATAと共催で実施している国際航空運賃セミナーの内容などと重複する部分もありますが、セミナーに参加された方は、復習としてご覧ください。
更に、海外勤務経験者が多いJALグループですので、各国事情などをご紹介する記事を、ご好評いただいている旅行記と並行して公開する予定です(このご時世、新たな旅行記のネタが少なく、、、という事情もあります)。
引き続き、2021年もOFCニュースレターをよろしくお願いいたします。
関本(編集長)