編集長の関本です。年が明けて3週間ほど、そろそろ元旦に立てた今年の計画を忘れる頃でしょうか。いや、まだ早いですかね。ぼくは特に計画を立てていないので、忘れようもないのですが。
そんなことはさておき、このニュースレターの読者の半数以上は旅行業界にお勤めと思います。「今年こそ国家試験に合格するぞ!」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
3年以上の業務経験があれば、研修とテストを受けて科目免除で本番に臨むのが最も楽なコースかもしれませんが、研修も安くはないですし、忙しい中に短い期間で受講するのも大変(あるいは、オンラインに変わって、その辺もいくらか余裕が出るのでしょうか?)。一発試験で実力を試すという話もよく聞きます。
ちなみにぼくは2018年度に初受験しましたが、OFCは旅行業の会社ではありませんので、もちろん全科目受験でした。危なげなく合格、と言うと自慢しているような感じですが、当時から自社のWEB講座の編集に携わっていたため、その内容が自然に頭に入っていて、本番でも「どこかで見たことある問題ばっかりだな」と思いました。
前回、長谷川がご紹介した『国際航空運賃WEB講座』(記事はこちら)は、国家試験対策章も盛り込みつつ、それ以外の「日常業務で役立つ知識」に焦点を当てた内容でした。一方、今回取り上げる『国内運賃WEB講座』と次回掲載予定の『OFC旅行業法・約款WEB講座』は、国家試験の出題範囲に準拠して構成されているため、「今年こそ合格!」とお考えの方にぴったりではないかと思います。
『OFC国内運賃WEB講座』とは?
さて、「国内運賃」と言うと、普段、海外旅行の手配を中心に仕事をされていると、意外と馴染みがない。よくわからない分野、というイメージではないでしょうか。
中心となるのはJR各社の運賃・料金制度。会社によって運賃の設定や特急料金の額がちょっとずつ違ったり、細かい例外が多かったりして、その全貌を把握していると胸を張って言える人は少ないはず。
聞くところによると、JRの駅員さんでさえ、窓口で複雑な旅程のきっぷを売るとき、割引の設定などを間違えてしまうほどだそうです。国際航空運賃のように「GDSで料金が出たから大丈夫」という話ではなく、マニュアルで手計算の世界なんだとか。
そんな難解なJR運賃・料金分野。国家試験では国内・総合ともに「国内旅行実務」最大の得点源であり、同時に点数を落としがちなポイントでもあります。この『OFC国内運賃WEB講座』では、全16章のうち第2~12章の11回に渡り、詳細に解説していますので、今まで参考書を読みながら「全然わからない!」と悩んでいたあなたも、きっと前に進めるはず。
更に、問題数は少ないながら配点が大きいので落とすと痛い国内航空や、最近は毎年出題されるのが当たり前になりつつある貸切バス、フェリーと宿泊の解説章も設けています。
もちろん最終第16章は国家試験解説。過去の出題から、考え方と正解の導き方を丁寧に説明しています。
OFC講師による解説と質問受付
この講座を担当している講師は2名いまして、導入からJR運賃・料金分野と貸切バス・フェリーを担当しているのが、大学の講義でも国家試験解説を担当していた実績のある手島講師。それから、国内航空と宿泊、国家試験解説を担当するもうひとりは、僭越ながらこの記事を書いている関本が務めています。
特に国家試験対策章は、ここ数年の出題傾向を分析して漏れなく取り上げるため、年々ボリュームが増えています。今年度版は、この第16章の収録だけで半日スタジオに籠るという大作。
喋る方も、ひたすら説明し続け、喉が痛くなりました。いや、大変だった。でも、これを見ていただければ、国家試験でどんな問題が出るのか、どういうことを意識して解いていけばいいのか、きっと掴めるはずです。ぜひご覧ください。
単に動画を見て勉強するだけではなく、わからないところは講師に質問もできます。
たとえばこれは第16章の受講者画面(受講期間が「9999年12月31日」になっているなど、不思議なところは、管理者用に設定されたアカウントなので気にしないでください)。
右上の方にオレンジ色の枠があって「講師に質問する」と書かれています。ここから質問すると、講師にメールが届き、その内容を確認して折り返し回答を差し上げるようになっています。どうしても、参考書だけで勉強すると、わからないところを補足してくれる手段がなく挫折してしまいがちですが、これならつまづきそうな点もしっかり理解しながら進められますね。
お申し込みについて
『OFC国内運賃WEB講座』のお申し込みは『OFC国際航空運賃WEB講座』と同様、OFCウェブサイトの特設ページから24時間いつでも可能です。
こちらのページから詳細をご確認いただいた上で、お申し込みください。お支払いはクレジットカード(お申し込み手続き後、そのまま決済して、すぐに受講可能)またはコンビニ払い(お支払い完了後、システムから自動的に受講開始メールを送付)から選択できます。
料金は一般向けのほか、旅行・航空業界にお勤めの方向けと、学生向けの割引もございます。
今年こそ合格目指して、ぜひOFCの講座をご活用ください。