【第2号】韓国・済州島編
【第3号】長崎県編
【第4号】ニューカレドニア編
【第5号】北海道・知床編
【第6号】アメリカ・オーランド編
【第7号】北に行くか、南に行くか、編。
【第8号】中国・呼和浩特編
思い立って紅葉の京都へ
大好きな京都。なるべく人が少ない時期を見計らって行くので、紅葉がきれいな時に行ったことがない。
でも一回は見ておきたいよね!ということで紅葉真っ盛りの京都に行ってきました。
行くからには、紅葉の名所と言われるところにたくさん行く!と、あれこれ計画を練ること半年。バスの時間やルートなど全て頭にインプットしていざ出発!です。
1日目:大原へ
始発6:30の飛行機で伊丹空港へ。伊丹空港きれいになりましたよね(飛行機光っちゃってよく撮れていなくて残念)。
この日の目的は大原。京都駅から地下鉄で途中まで行ってそこからバスか、京都駅から直通バスか。そう、紅葉の時期は道が混んでいて全く動かないらしい。悩みに悩んで直通のバスにしました。臨時バスも出ていたし、座れたし、そんなに混んでいないし、で選択成功。
京都から1時間10分揺られて終点、大原へ。
「京都~大原三千院~」大原女で有名な大原ですが、三千院に行く道中がなだらかな坂で小川も流れとてもステキな雰囲気。
お庭にかわいらしいお地蔵様。
額縁庭園が有名な「宝泉院」では、抹茶とお菓子をいただきながらゆっくりと。
竹の中からきれいな水琴窟の音色が。心地よくてついつい長居してしまいました。
ちょっと遠いですが、寂光院へ。
平清盛の娘・建礼門院徳子様が余生をすごしたと伝わる尼寺です。諸行無常の鐘の周りの紅葉が素敵でした。このお寺は「みぎわの桜」と名付けられた桜も有名です。
またしば漬けの発祥の地でもあり、建礼門院様がこちらのお寺に御閑居されていた折に里の人が夏野菜を漬け込み献上したところお喜びになられ「紫葉漬け」と命名されたのが始まりとか。門前にお店があったので購入。赤紫蘇の鮮やかな色がとても食欲をそそりました。味もさっぱりと素朴ながら素材の味が充分に生かされており、とてもおいしくいただきました。
野菜と赤紫蘇と塩だけで他の調味料は一切使っていないそうですよ!(違っていたらすみません・・・)
実はこの後、「床もみじ」で有名な岩倉実相院にも行ったのですが、残念ながらこちらは紅葉には少し早く、床に映るきれいな紅葉をみることが出来ませんでした。そもそも写真が禁止です。ということでホテルのある祇園に戻ってきました。
疲れたので甘いものが食べたい!でも大好きな「鍵善良房」は定休日で休み・・・。
いつもは長蛇の列の「ぎおん徳屋」は今日もすごいのかなとちょっと覗いてみたら10人くらいしか並んでいない!今日を逃したら一生食べられないかも!(大袈裟)と思い並ぶこと30分。
テレビや雑誌で紹介されている有名な「本わらびもち」にたどりつきました。
国産のわらび粉と和三盆を練りこんで作られたわらび餅。本当にとろっとろです! 真ん中に氷がのっているので、最後まで冷たくいただけました。
そして、夕飯は八坂神社のすぐ近くにある「いづ重」へ。
こちらのいづ重さんは鯖ずしが有名なんですが、なんとなく鯖の気分ではなく・・・。
柚子ヒラメの笹巻ずしと上箱寿司をテイクアウト。柚子の香りがさわやかで、ぺろっと食べられてしまいます。
明日も早いので、今日は早めに就寝です。おやすみなさいzzz
2日目:三尾から嵐山を巡る
本日も快晴!
紅葉で有名な三尾へ!! 三尾とは京都の地図だと左上にある「高雄・槙尾・栂尾」の総称です。
ホテル近くのバス停から始発に乗って高雄バス停で降り神護寺(高雄)へ。
数年前に「そうだ 京都 いこう」のCMを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは紅葉がすばらしく、しかも今が見頃との噂。胸が高鳴ります。
数分後・・・本当の意味で心臓がバクバク・・・。
見てください。この階段。
まだまだ、、、
途中写真を撮るふりをしながら休憩をはさみ、20分。
やっとつきました、神護寺入り口。
あ、まだ階段がありました・・・。
頑張って登った甲斐がありました。燃えるような赤!心が洗われます。
ゆっくりもしていられず、さっき登ってきた階段を転がるように下り(ヒザには下りのほうがこたえます・・・)槙尾の「西明寺」へ!
そして、栂尾の高山寺!
こちらの高山寺ですが、歴史の授業で習った「鳥獣人物戯画」を拝見することができます。
さらに、日本最古の茶園「明恵上人の栂尾の茶畑」が今も残っているのです。
バスの時間が迫ってきたので、名残り惜しいですが下山です。
京都駅から時間がかかるし、ガイドブックなどでも後ろのほうに少し紹介されているだけの三尾ですが、お勧めです。是非季節の良い時期に行かれてみてください。
次の目的地、嵐山へ!
京都での移動はバスがメインなので電車に乗ることはほぼないのですが、最短ルートで嵐山に行く方法を調べたら嵐電が便利ということがわかり、仁和寺でバスを途中下車し初の嵐電に乗車です!
そして嵐山到着。山の中とは違って、若者たちで溢れかえっていました。
最初に、駅前にある「天龍寺」へ。
雲龍図や素敵なお庭をのんびりと眺め、一休み。
座って休めるところでは、お手洗いにいくこともお勧めです。今はどこもお手洗いがきれいになりましたね。
次の予定の時刻が迫ってきたので、また移動です。
本日時間を気にしながら動いていたのは、トロッコ列車にのるためです!
1か月前の売り出し開始日の開始時間ぴったりに予約を取ったので乗り遅れるわけにはいきません。本来であれば往路は終点の保津峡で下車し、復路は保津川下りをするのでしょうが、今回は往復電車にしました。終点に到着した折り返し電車に乗って戻る予定です。
そんな乗り方する人いないのかなと思っていましたが、半分以上の方が折り返し乗車。
なんだかんだ、みんな考えていることは一緒です。
あまりに一生懸命景色を見ていたので、写真撮るのをすっかり忘れていました。
唯一の写真が途中駅のタヌキ・・・。
本日最後は「大覚寺」へ。
ちょうど嵯峨菊展が開催されている時期でした。嵯峨菊とは、嵯峨天皇の御代に大沢池の菊が島に自生していた嵯峨野独特の菊のことです。
家にもあるのですが、どのように育てているか本家の菊を見たかったので勉強になりました。花を三段にわけて「天・地・人」の配置に仕立てるそうです。む、むずかしい・・・。
朝から歩き回った2日目も終了です。足が痛い・・・。
明日に備え、今日も早く寝ますzzz
3日目:京都中心部~帰京
3日目はあまり予定を入れていないのでゆっくり起床です。
荷物を軽くしたかったので、スーツケースは宅配便で送ってしまい手荷物だけで動くことにしました。
まずは、予約を取っていた「金戒光明寺」へ。地元の方に「くろ谷さん」と呼ばれ親しまれているお寺です。
ランチは、手をけ弁当で有名な岡崎公園近くの「六盛」へ。
本当はもっと行きたいところもあったのですが、1日目と2日目で歩き回ったので早めに京都駅に戻り、お土産を購入して伊丹空港へ戻りました。
京都に来るとどうしても予定を1分単位でいれてしまいゆっくり見て回ることが出来ないのですが、達成感は十分に味わえます。
今回は2泊3日でしたが、東京からですと日帰り京都もお勧めです。
見て回る場所を比較的遠目の1か所に決めて、そこだけに行く。
私は前回、比叡山延暦寺にどうしても行きたくなり、日帰りで行ってきました!!
みなさんも是非ステキな京都の旅に行ってみてくださいね!