編集部の長谷川です。
今回は、OFCの営業部長であり「豊の国かぼす大使」でもある小松にインタビューをしてきました。小松は2020年4月に営業部長に就任するまでは、日本航空大分支店長で、「豊の国かぼす大使会、大分かぼす会」の会員でもありました。社内外問わず、かぼす大使は気になる方も多いのでは…?
―かぼす大使とはいったい何でしょうか?
大分県の大分合同新聞社が事務局を務める「豊の国かぼす大使会、大分かぼす会」というものがあって、広瀬勝貞大分県知事が名誉会長を務めています。地場企業・県市町村の方々と、本社が大分県にない企業の支店長などがメンバーで、、大分県の魅力を内外にPRしてみんなで大分を盛り上げよう、という活動をしています。
大分県を離れても数年間は宣伝活動をする、というのがかぼす大使の使命。そこで、かぼす大使会の名刺を配ってPRしています。
―大分県に行こうよ、というPRをするのが役目なんですね。
そう。かぼす大使として、転勤先で大分のPRしてよ、と。地方ではこれが結構多いPR活動の形。OFCへの転勤が決まり、離任する前に名誉会長の県知事から任命状をいただいて、正式に大使になってる。
―いつからかぼす大使を務めているんですか?
2020年の4月から。大分にいるときは大分かぼす会、大分を離れてからはかぼす大使。異業種のメンバーや、県や市と交流をすることで、大分をどう盛り上げるかを考えていくのが主な活動かな。
―だからOFCのみんなにかぼす大使会の名刺を配っていたんですね!
本当は、お客様にOFCの名刺と一緒に渡して大分の話をするのが役目。OFCの仕事以外に、大分県のPR活動もしていたら、面白いじゃない。
本当はもっともっとお客様のところに行って「大分のことで何かあれば連絡ください」と伝えたいところ。大分に居たときのコネクションもあるし、大分を盛り上げることもできるし。
―今も任期中なんですね。
今年の1月4日付の大分合同新聞なんだけれども、ここにね、新春の挨拶が載ったんですよ。私だけじゃないけど。OFCの社名も載った。地元紙だから大分の皆さんも見るし、かぼす大使仲間から「OFCってどういう会社なの?」と問い合わせがあったりするんですよ。会社にとってみても、宣伝の効果にもなってるかも!
―(大分合同新聞を見ながら)たくさんの企業が「かぼす大使会」に参加しているんですね。
業種が違ういろいろな企業の方が参加していて、みんな仲が良い。
―九州の空港は、外航の新規就航に力を入れていますもんね。
大分県だけじゃなく、九州だったら他県とも繋がりがある。まあそういうことも含めて、かぼす大使は宣伝をするのが役目だね。
―OFC社内にはだいぶ浸透してきているんじゃないですかね。
まあ、でも大分のことを詳しく知っている人はあまりいないかな。別府とか湯布院は知っている人も多いだろうけど。
―そうですね、温泉のイメージはありますが、カボスはあまりイメージありませんでした。
日本で有名な温泉地のひとつには間違いないけど、カボスもすごく有名。余談だけど、名刺の裏側にあるシールをこするとかぼすのいい香りがするよ。
―本当だ、いい香りですね。
―かぼす大使に任命されて、良かったことはありますか?
良かったのは、大好きな大分を宣伝して、コロナ禍で疲弊した地方を元気づけられること。大分にはお世話になった方もたくさんいるし、一人でも多くのお客様に大分に行って頂けたらいいなと思っている。
―ちなみに、かぼすはどんな風にいただくのがおすすめですか?
おいしいのは、麦焼酎に入れたり、ヒラメなどのお刺身にかけたり…レモンの代わりに紅茶へ入れるのもすごくおいしい。カボスの缶酎ハイも売ってるよ。
もっとおいしい食べ方があるのを思い出した!…フグの刺身や天ぷらにかける。
―ふぐ?!それはまた粋ないただき方ですね…
大分はふぐも有名だよ。それはまた今度、別の機会に話すけれども…(笑)下関のが有名だけど、大分県の白杵も有名で、わざわざ東京から飛行機で食べに来る人もいるよ。
ふぐ刺しは薄く切るイメージがあるけど、大分のふぐは刺身が分厚いところがいい。
―ちなみに、かぼす大使のPR活動で一番心に残ったエピソードはありますか?
うーん…。東京の人たちは別府や湯布院に来てくれるけど、大分全体のことはあまり知らないということかな。
―確かに、湯布院等はよく耳にしますが、他はよく知りません(すみません)。
大分は、関アジ・関サバ・ふぐなどの魚もおいしいし、豊後牛などお肉もおいしい。そして温泉でリフレッシュもできる。別府市は温泉の湯量が日本一なんだよ。もちろん湯布院もいいところ。やはりもっと認知度を上げる必要があるね。
―日本の中では温泉有名ですけど、海外にはまだ知られていない部分も大きいでしょうね。
そうだね。でも実は2019年のラグビーワールドカップでは、大分県で5試合も開催されたんだよ。しかもオ-ルブラックスなどが合宿もしたし。これはほんと凄いこと。
―それは食と温泉が、選手にとって良いからだったりするんでしょうか。
もちろん魚・肉・野菜などの食も含めて、長期滞在する海外の選手が過ごし易いと認められたからじゃないかな。何よりも「おもてなし」が一番の理由だったと思うけどね。総合的な評価が高かったことが実証されたよね。
コロナウイルスさえなければ、大会終了後も欧州・豪州から大分に大勢来てくれていたと思います。
―スポーツ界にも大分県がすごいということが広がりつつあるんですね。
もともと、大分はラグビーも盛んだからね、サッカーももちろんだけど…そういう(スポーツ界含めた)PR活動も、かぼす大使や(日本航空)支店長の仕事。
―現在でも、かぼす大使として活動を全うしているんですね。
そう。大分では後任の支店長に任せているけど、かぼす大使として今も東京で活動しています。
―最後に一言、お願いします!
「大分の二度泣き」というのがあって、最初は「こんな田舎に来てしまった」と泣き、帰る際に「こんないいところを去るなんて」と泣いてしまう…これは本当の話で、私も経験しました。そんな魅力たっぷりの大分へぜひ行ってみてください!
かぼす大使という机上名札はよく見かけるものの、話を聞くまでこんなに頼もしい役目を担っているとは知りませんでした。大分県のことを1つ聞くと、キラキラした目で100ほどの魅力を語ってくれます。おそらくまだまだ語り切れないほど、魅力があります。
かぼす、ふぐなど温泉以外にも魅力あふれる大分県に、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
以上、かぼす大使のご紹介でした。