昨年度、初めてオンライン開催に切り替えて多くの方にご参加いただきました「JATA・OFC共催 国際航空運賃セミナー」の2021年度分が、間もなくスタートします。
まだ定員に達していない日程もありますので、改めてこの場でご紹介します。ご検討中の方は、ぜひお早めに申し込み手続きをお願いします。
まずは無料でセミナーの雰囲気を体験!「運賃理解のはじめの一歩」編
これまでセミナーにご参加いただく機会のなかった方から時折、「OFCのセミナーに興味はあるけど、どんな内容なのかわからないし、ついていけるかも不安」というご意見を頂きます。
そこで、まずは1時間ほど、運賃について学ぶための基礎知識を中心に取り上げて、セミナーの雰囲気を感じていただくコースを新たに設けました。
新入社員や、異動してきたばかりの方はもちろん、社歴は長いけど直接手配に関わる機会が少なかったとか、手配部署がどんな仕事をしているのか知っておきたいなど、様々な方に気軽にご参加いただけるよう、準備を進めております。
無料ですが、事前の登録をお願いしております。また、併せて当社ニュースレターも自動的に登録となりますので、ご了承ください。
セミナーの詳細は、こちらからご確認ください。現在、5月18日(火)開催分のお申し込みを受け付けております(当初、開催1週間前締め切りの予定でしたが、若干余裕があるため、期限を延長しています)。
実務に必要な知識を確実に身につける「手配に役立つ規則を理解しよう」編
「運賃理解のはじめの一歩」編は、もしかすると「知ってることばっかりだよ」という方もいらっしゃるかもしれません。でも、実は用語を正しく理解できていない。複雑な内容になると、お客様への正確な説明ができているか不安になる、という可能性も。また、この入門編を受けた上で、いよいよ「運賃の勉強を始めるぞ」と考える方もいるでしょう。
この「手配に役立つ規則を理解しよう」編は、わかりやすく丁寧に、実際にOFCタリフを編集している講師が、規則を解説し、皆様の業務を支えます。
こちらのコースでは、練習問題や質疑応答などを交えながら、受講者の皆さんと一緒に学習を進めていきます。これから手配業務を始める方も、やってはいるけど不安の残る方も、ぜひご参加ください。
セミナーの詳細は、こちらからご確認ください。なお、資料送付の関係上、開催2週間前が締め切りとなります。ご注意ください。
「どうして?」と聞かれても慌てないために「運賃計算の仕組みを知ろう」編
今時、旅程を組めば、GDSが勝手に運賃額を計算してくれます。でも、便を変更すると金額が変わる。経路を変えてみたら、元の運賃を適用できなくなった。なんでこの金額になるのか、仕組みがよくわからない、なんてことありませんか。
お客様から「どうしてこの金額なの?」と聞かれたときに、慌てず規則を見て、様々な条件や追加料金を説明できれば、信頼度も上がるはず。このコースでは、練習問題を通じて、「手配に役立つ規則を理解しよう」編でその存在を知った様々な規則が実際にどう適用されるのか、理解を深めていきます。
用語の理解や規則の解釈などをしっかり学びたい方は「手配に役立つ規則を理解しよう」編とセットで。ある程度の実務経験があって、実践的に学習したい方はこのコース単独で、ご検討ください。
詳細は、こちらから。
いつもOFCタリフが手元にあるとは限らない?「Fare noteを読み解こう」編
最近はテレワークの機会も増えましたし、何かとスピードを求められる時代。会社に置いてあるOFCタリフシリーズをいちいち参照する環境にないことも、少なくありません。
そこで、英語で書かれたGDS上の規則を理解するためのコースを、今年1月から新たにスタートさせました。お陰様で大好評のうちに終了した内容を、この6・7月に再度取り上げます。
なんとなくわかっていた規則が「そういう意味だったのか!」となること間違いなしの講義。ぜひ受講してみてください。
前回同様、株式会社アマデウス・ジャパンの協力を得まして、英文規則の読み方から、日本語でのご案内まで、幅広く解説してまいります。
詳細はこちらから。
なお、当日はアマデウスのSelling Platform Connectトレーニング画面を使用して講義を進めます。基本的な検索などはご存知であることを前提にしています(発券や変更の知識は不要)。ご注意ください。
今回は5~7月に開催する分の参加者を募集していますが、8月以降も同内容で実施予定です。
大まかなスケジュールについては、こちらのページの中ほど、「年間開催スケジュール」をご覧ください。この春は最初の2コースだけ受けておいて、8月から始まる次のサイクルで、残り2コースを、などの分割も可能です(8月以降の日程は、確定し次第、ニュースレター等でご案内します)。
まだまだ国際線の手配は少ない時期が続きますが、忙しくなる前に基礎を固められるよう、あるいはしばらくGDSに触れていないうちに忘れてしまわないよう、皆様のご参加をお待ちしております。
この記事を書いた人:
関本(編集長)