【第27号】3. 貨物運賃デジタルデータの使い道

 編集部の長谷川です。コロナ禍もあってか、あっと言う間に上半期が過ぎ、下半期も2か月目に突入です。私自身も営業部と企画総務部の兼務になってからはや1ヶ月、今まで目を向けてこなかった「業務のデジタル化」に日々頭を悩ませています。電帳法の改定がすぐそこに迫ってきていますので、立ち止まるわけにはいきませんね。

 さて今回は、業務のデジタル化に関連して「OFC貨物運賃デジタルデータ」のご紹介です。OFC CARGO TARIFF(カーゴタリフ)の書籍をご利用いただいている方も多くいらっしゃいますが、使ってみると便利な貨物データについてご紹介していきます。電子BL(eBL)導入や業務効率化に向けて貨物業務システム刷新を考えている方、必見です!

貨物運賃デジタルデータとは?

 貨物運賃デジタルデータとは、CARGO TARIFFに掲載している貨物運賃をCSV・Excel形式にしたデータです。CARGO TARIFF書籍と同じく、毎年6月版・10月版・2月版を発行、納品しています。最近は航空会社での運賃改定が多いため、更新されるたびにリバイスしたデータを納品しています。

貨物運賃デジタルデータ利用のメリット
  • CARGO TARIFF書籍同様、年3回(6月版・10月版・2月版)納品
  • 航空会社で更新があるごとに、最新版のデータを納品!
  • メール添付、データCDでの納品等、選べる納品方法
  • CARGO TARIFF、貨物運賃デジタルデータに掲載のない航空会社や仕向地をリクエスト可能!

 ※現在貨物運賃デジタルデータに含まれている仕向地、航空会社の情報は、CARGO TARIFF 2021年10月版をご参照ください。

 デジタルデータは、貨物業務システムに取り込めばご利用いただけるローデータ形式で、更新があるたびにOFCからデータを納品するため、「この航空会社の、○○行の運賃額は最新版だったか分からなくなってしまった!」という人海戦術ならではのヒューマンエラーによるミスをなくすことが可能です。

 また、OFCのWEBサイトでも、航空会社の更新情報を発信しています。データのどこが変更になったか分からなくなった、というお悩みも解決できます。

貨物運賃デジタルデータの使い道

 OFC貨物運賃デジタルデータは、貨物業務システムに導入していただくことを前提に、AWB発行業務でご利用いただいています。また、運賃額を社内で閲覧・計算・印字するだけでなく、国土交通省への運賃料金変更届出書作成等においてもご利用いただけます。

 その他業務においても使用を検討したい、という場合も、ぜひOFCにご相談ください。

 また、「○○会社のシステムを使っているけど、OFCのデータが取り込めるか分からない」という方は、下記よりサンプルデータがダウンロードできますので、サンプルデータをもとにシステム開発会社の方に打診の上、ぜひご検討ください。

サンプルデータのダウンロードはこちら

 社内システムの刷新と同時に、貨物運賃デジタルデータの導入を考えたい、業務効率化のために航空貨物運賃マスタの手作業変更をやめたい、人海戦術をやめてコストカットを考えたい…そんな時は、まずはOFCにご相談ください。

 お問い合わせはこちら

 最近、航空貨物が活発に動いていることもあって、航空会社設定の貨物運賃変更が頻繁に行われています。変更後の運賃をマスタに反映しておらず、CCA Feeが発生した!ということがないように、システムの航空運賃マスタも常に最新のものにしておきたいですね。

この記事を書いた人:

長谷川(編集部/商品販売グループ)

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